日本語マニュアルの導入

FreeBSDのインストール直後には日本語のマニュアルが表示されない。
インストールが必要。
インストールしたときのメモ。

マニュアルのインストール

次の2種類をインストールする。

日本語のマニュアルを表示するためのコマンドセット(jman)

/usr/ports/japanese/man

日本語のマニュアル

/usr/ports/japanese/man-doc

#cd /usr/ports/japanese/man⏎ ←jmanのあるフォルダへ移動
#make BATCH=yes install clean⏎ ←jmanのインストール
#cd /usr/ports/japanese/man-doc⏎ ←日本語マニュアルがあるフォルダへ移動
#make install clean⏎ ←日本語マニュアルのインストール

ページャーのインストール

ページャとはCUI環境でテキストファイルを見るためのソフトウェア。
今回は日本語環境にするため日本語に対応したページャをインストールする。

ページャ

/usr/ports/misc/lv

#cd /usr/ports/misc/lv⏎ ←lvがあるフォルダへ移動 #make install clean⏎ ←lvのインストール

ページャはほかにもあるがこれがオススメらしい。

manpath.configの編集

マニュアルのパスをmanpath.configに設定する。

#vi /etc/manpath.config⏎ ←manpath.configをviで開く

MANPATH_MAP /bin /usr/share/man⏎
MANPATH_MAP /usr/bin /usr/share/man⏎
MANPATH_MAP /usr/bin /usr/share/openssl/man⏎
MANPATH_MAP /usr/local/bin /usr/local/man⏎ ←保存して閉じる

.cshrcの編集

.cshrcにjmanとlvを登録する。

#vi ~/.cshrc⏎ ←viで.cshrcを開く

alias man 'env LC_CTYPE=ja_JP.eucJP jman' ←jmanを利用する設定を追加
setenv PAGER more  
↓moreからlvへ変更
setenv PAGER lv
setenv LV '-Ou8'  LVUTF-8出力するよう追加

source ~/.cshrc⏎  .cshrcを実行する

#man manでマニュアルコマンドのマニュアルが表示されるか確認できる。
#man lsでlsコマンドのマニュアルが確認できる。
終了するときは「q」キーを押す。