2018年4月18日水曜日

manコマンドのセクションを整理する(後ろのカッコ)

manコマンドで実行するときにコマンドの後ろに書かれている(1)や(3)などはセクション番号といいそれぞれ意味がある。 今回は、その整理をする。

セクション番号について

よくオンラインでコマンドを検索していると同じコマンドでも実はオプションなどが違っていたりすることがある。
それは、コマンドを利用するシーンが違うため利用するオプションが異なっている。
コマンドではなく実は関数だったということもある。
今回はそのあたりを整理する。

manでのセクション分け

セクション番号セクションの内容説明
1ユーザーコマンドシェル上などで実行するコマンドなどの説明(例えばls)
2システムコールC言語などでプログラミングをするときに使用する、OSが提供する機能を利用する場合に使う関数についての説明
3ライブラリ関数C言語などでプログラミングするときに使用する、直接システムコールを使うよりも便利にパッケージ化された関数もしくはメモリ上で計算などの処理するのみの関数についての説明
4デバイスファイル・デバイスドライバ/dev以下のファイル
5ファイルフォーマットmanではファイルフォーマットの説明が書かれている
6ゲーム・スクリーンセーバーゲームやスクリーンセーバーに関する説明
7規格などファイルシステムタイプや文字セットなどの説明
8システム管理用コマンド・デーモンshutdownなどのシステム自体を管理するコマンドの説明

#man 1 ls⏎ ←ユーザーコマンドのlsのマニュアルを表示する

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