manコマンドで実行するときにコマンドの後ろに書かれている(1)や(3)などはセクション番号といいそれぞれ意味がある。 今回は、その整理をする。
セクション番号について
よくオンラインでコマンドを検索していると同じコマンドでも実はオプションなどが違っていたりすることがある。
それは、コマンドを利用するシーンが違うため利用するオプションが異なっている。
コマンドではなく実は関数だったということもある。
今回はそのあたりを整理する。
manでのセクション分け
セクション番号 | セクションの内容 | 説明 |
---|---|---|
1 | ユーザーコマンド | シェル上などで実行するコマンドなどの説明(例えばls) |
2 | システムコール | C言語などでプログラミングをするときに使用する、OSが提供する機能を利用する場合に使う関数についての説明 |
3 | ライブラリ関数 | C言語などでプログラミングするときに使用する、直接システムコールを使うよりも便利にパッケージ化された関数もしくはメモリ上で計算などの処理するのみの関数についての説明 |
4 | デバイスファイル・デバイスドライバ | /dev以下のファイル |
5 | ファイルフォーマット | manではファイルフォーマットの説明が書かれている |
6 | ゲーム・スクリーンセーバー | ゲームやスクリーンセーバーに関する説明 |
7 | 規格など | ファイルシステムタイプや文字セットなどの説明 |
8 | システム管理用コマンド・デーモン | shutdownなどのシステム自体を管理するコマンドの説明 |
#man 1 ls⏎ ←ユーザーコマンドのlsのマニュアルを表示する
0 件のコメント :
コメントを投稿
ご質問などあればこちらへどうぞ